<コンペ主旨>

日本は森林が2/3を占めています。
森林を中心とした自然に恵まれた豊かな環境が危機に瀕しています。
その原因は、ほとんどの森林が手入れをされず放置され、荒れるに任せているからです。森林の健全な維持には間伐が欠かせないのですが、その間伐材が継続して活用されるしくみもありませんでした。
そこで、この間伐材を有効に活かし、お年寄りが増えつつある商店街に休憩イスを贈ろうと計画されたのが、このコンペです。
休憩イスを創るのは次世代を担う若人です。社会的意義も高まりつつある今日、第一回目を開催しました。

●審査開催日:2008年12月12日15:30〜17:30

●審査会場:財団法人 店舗システム協会 会議室

●審査委員

竹居 正武(建築家)
小田原 健(家具デザイナー)
高山 れい子(財団法人 店舗システム協会 専務理事)

●コンペの審査のポイント

 今回のコンペはデザイン重視だけでなく、休憩イスとして座り手にとって良い機能を有することを重視しました。

●応募対象・作品応募数 

今回の協賛校は同コンペに協賛・賛同するエコに関心の高い住宅建築系大学・専門学校
 ヒューマンアカデミー学生 エントリー19作品
 文化女子大学       エントリーなし

●審査結果

佳作 3名
上川 祐佳  総合学園ヒューマンアカデミー東京校 インテリアデザイン専攻2年
和泉 幸太郎 総合学園ヒューマンアカデミー東京校 インテリアデザイン専攻2年
佐藤 哲也  総合学園ヒューマンアカデミー東京校 インテリアデザイン専攻2年

●講評

佳作

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上川 祐佳 コンセプト:きりとる・つながる

個々では一見平凡であるが、複数個を少しずらして組み合わせる楽しさが良い。
歯車のようにかみ合って配置し、切手みたいな歯車状の凹凸が噛み合うことによりずれない。

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和泉 幸太郎 コンセプト:潜CHAIR

支給材料の板のサイスがベースになっており、バリエーションが豊富にできる。
置き方で造形リズムが変化し、楽しい。例えば、他人同士なら背中合わせに配置し、個々の距離を保ちながら休憩でき、知り合い同士ならば、横向きに配置し話が弾む。
座ったところまできちんと書き込んであるコンセプトシートが良い。

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佐藤 哲也 コンセプト:腰かけ「ひととき」

スタッキングができて不用の時、収納場所をとらないところが良い。
椅子座面の格子が微妙にずらして意匠したところが良い。
きちんと描かれたコンセプトシートは評価が高い。

※今回、最優秀賞は該当者無し